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素晴らしき哉、人生! 

 基本ポジティブ、ときどきネガティブ・・・そんなフツーの素晴らしい日々♪

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約束

2013年1月25日 昼過ぎ
ユウタが天に召されました。

ユウタ 空へ。


その日も朝、動物病院へ行き
数日前から心配していた唸り声・泣き声について

「ダダこねてるだけなんですか?
どこか痛いとか苦しいとかじゃないんですか?」

と担当獣医さんに相談すると
終了していた吐き気止めの注射を復活させて様子を見ようということになりました。
それでダメなら次は痛み止めを復活
という、消去法で原因を突き止めようと。
獣医さんは

「原始的な方法ですが・・・」

とおっしゃってましたが
痛いだの、気持ちが悪いだの、機嫌が悪いだのと
ことばをしゃべらないんだから
消去法しかないのも仕方ない。
効果の有る無しはともかくとして
いつでも打開策を練ってくださる先生に感謝しています。


10:00頃、家に帰ってきて
フードを少しだけ流し込んで
私は仕事へ出て行きました。
そのときも、まだすこし鳴いていました。


11:00過ぎにオバサマが

「ユウタの様子がおかしいの・・・
息が荒くって、鳴くし・・・舌がむらさきになってるし・・・
ちょっと見て」

と呼びに来たので
ユウタのところにとんでいくと
いままで見たことないくらい、明らかに苦しんでる。
すぐに病院に電話して様子を伝えると

「歯ぐきを押してみて、色が戻る時間を・・・」

「もう押しても色が変わらないくらい真っ白なんです!!」

「心タンポナーデの可能性があります、そうであれば心嚢水を抜きます。」

「そうだったら連れていけば助かりますか?」

「わかりません」

「いま、連れて行きます!」


ユウタを抱き上げると
息が、なんともいえない“におい”で
たぶんもうダメだ・・・って思った。


病院までの車中、ユウタの鼻先に携帯酸素を置いて酸素量を全開にし

「ユウタ、がんばって!がんばって!
もうすぐ着くから、もうすこしだから
先生が助けてくれるから、がんばって!
ヒロ姉ここにいるよ、ユウタ、がんばって!
お願いだから死なないで!!」

ってずっと、絶えず叫んでた。
こんなときに限って踏切に2度もつかまって
何台か前の右折車がなかなか右折できずにつっかえて
信号も見事に全滅で
ユウタは何度も鳴いた。


病院に着くと
車のドアも開けたまま、すぐに診察室へ。

「タンポナーデにはなっていませんね。
血圧が下がっているので、治療するとすれば入院になります。
助かるかどうかは何とも言えませんが・・・」

何だったか、注射を1本。


一縷の望みにかけるべきか
連れて帰ってその時を待つか
もう、どうしたらいいのか
考えれば考えるほど分からなくなっていました。
ただ泣くばかりの私に
先生が

「やるなら一刻も早くやらないと!!」

そして

「・・・連れて、帰ります・・・」

「わかりました。」


家で見送ってあげたかった。
家族に見守られて、自分のふとんで、私に撫でられながら
そうして旅立てた方がユウタも喜ぶと思った。


先生は

「お家にご家族はいますね。
気を付けて、早く帰ってあげてください。」

とおっしゃって
ユウタを抱く私の行くドアを
先に行って全て開けてくださいました。


病院からの帰りも
ずっとユウタに声を掛け続けた。

「ユウタ、お家に帰ろうね。
おふとんで寝ようね、もうすこしだから、がんばってね。」

ユウタはもう鳴かなかったし
私も叫ばなかった。
また、踏切につかまった。


家に着いてユウタを布団に寝かし
オバサマとふたりでユウタを撫でて、励ました。

「ユウタ、ありがとね。
がんばってくれてありがとね。
もうすこしだからね、おりこうさんね。」

ハァハァと呼吸が速く、弱くなっていった。
妹と夫が帰ってきてユウタに会った。
夫が

「道中気を付けるんだよ」

と言った。
みんな泣いてた。


12:30過ぎだったと思う
ユウタの呼吸が本当に弱く、少なくなって
首と、4本の手足が
スゥー
っと伸びた。


たぶん、その時ユウタは旅立ったのだと思います。
その後は何度か口がカクッカクッとなって
同時に頭もすこし揺れて
おしっこが漏れ出て
鼓動がなくなった。
瞳がゼリー状に覆われて、膜も瞳の半分くらいまで出ていた。
舌も出ていた。
何度やってもまぶたを閉じなかった。


鼻カテーテルを抜いて、ブラッシングした。
いっぱい抱いて、いっぱい撫でて
いっぱいキスした。

「ユウタ、おつかれさま。
よくがんばりました。」

と言った。
つらくて見ていられないと言っていた父に

「ユウタ、おわったよ」

と声をかけるとユウタに会って

「ユウタ、やっと楽になったな。」

って、ユウタに言ったのか、私をなぐさめたのか
どちらともとれるふうに言って泣いた。


すい炎になってから
さんざん熱冷ましのためにアイスノンや保冷剤で冷やしていたから
これ以上ユウタに冷たい思いをさせたくなかったし
天国で思いっきり走りまわれるように、と
まだ温かくて柔らかいうちに火葬してもらった。


ユウタの移動は全て私が抱いて動かした。
しがみついてくれないから
いつもより重かった。
お正月にユウタの大好きな神社で買ったお守りをユウタの首にかけた。


神様、天国でもユウタを守ってください。


炉の扉が閉まる前に

「ユウタ、また逢おうね。
まだしばらく先になっちゃうけど
ヒロ姉も必ずそっちに行くから、元気で待っててね。」

って約束した。

15:00頃、ほんのすこし
ユウタの焼けるにおいがして
いっぱい息を吸った。


霊園のひとが言うには
標準的な骨の残り具合だそうで
こまかい骨も全部ひろって
すこし詰めるようだけど
お星様のカバーが使える小さめのつぼに
ユウタを入れた。


夜、
ユウタの病気が発覚してから
もしもの時に運転できるようにと
やめていた晩酌をした。
お星様のカバーがかかったユウタを
抱きしめたり、キスしたりして
ユウタが最後に着てた介助服を抱いて
ユウタの布団で寝た。
すこし、おしっこのシミが残ってた。


ユウタ


ユウタ、いつか必ず会いに行くからね。
だから
いっぱい食べて
いっぱい走り回って
元気な姿をみせてください。
約束ね。











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| ユウタ | 01:49 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

初めてコメントします。
ユウタくん、ホントに頑張りましたね。
そしてヒロ姉さんもお仕事で大変な中、よく最期まで介護を頑張りましたね。
ここまでユウタくんが頑張ってくれたのもヒロ姉さんが頑張ってくれたから気持ちに応えたかったのだと思います。
うちも去年9月に敗血症で愛犬を亡くしました。
ユウタくんと症状が似ていました。
高熱がつづき、最後は息が荒くなり、亡くなりました。
最期の苦しそうな姿が目にやきついて、自分を責めてホントに辛かったです。
でも4か月経った今、だいぶ落ち着いてきました。
今でも胸が苦しくなることはありますが、最期まで懸命に生き抜いたエルのパートナーとしてふさわしい生き方をしよう!そう思って生きています。
私にとってエルは自慢のパートナーです。
ヒロ姉さんにとってもユウタくんは自慢のパートナーですよね!
今はとてもお辛いと思います。
でも必ず楽しい思い出で溢れていたことで頭がいっぱいになるようになります。
ユウタくんはヒロ姉さんに愛されてホントに幸せでしたね。
ヒロ姉さんもユウタくんにこんなに愛されて幸せでしたね。
お疲れさまでした。

| エルのパートナー | 2013/02/02 07:39 | URL |

エルのパートナーさん

はじめまして。

“最期まで懸命に生き抜いたエルのパートナーとしてふさわしい生き方をしよう!そう思って生きています。

こんな素晴らしい飼い主様と過ごせたエルちゃんは
幸せだったでしょうね!

私もユウタとの楽しい思い出を胸に
いつの日かユウタに会ったときに
“自慢のパートナー”
と虹の橋のお友達に紹介してもらえるような生き方をしたいです。

やさしいコメントありがとうございます。

| ヒロ姉 | 2013/02/06 02:03 | URL |















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